Sabor a mi
曲名 Sabor a mí
作詞・作曲 Álvaro Carrillo
ボレロの名曲...だそうです。
このメロディは知ってる、きっと小野リサかなんかを聴いたことがある。
ラテンだったんですね。
聴いた瞬間に、ボサノバのバチーダとコード進行がふっと頭に浮かんだんですが、
私、ボサノバに毒されてますね。
Sabor a míは
sabor a …風味
mí 私
で、「ワタシ風味」という意味。
私の訳し方に色気が無くて
ポテトチップスの新しい味みたいな響きになっちゃったけど。
歌詞の中に「ser tu dueño(君の主人となる)」という一節があることから、
話者は男性であることが分かります。
それも踏まえて日本語らしく意訳するなら、「俺色」って感じですかね。
若しくは、残り香って表現もあるので、香りを使った訳もありでしょう。
味覚というところが、直接的というか、
ラテンぽさ?を感じさせる気がします。
----
追記です。
この歌の真髄、日本人には到底想像が及ばないところにありました。
なんとこれは、別れた後の歌なのだそうです。
とは言っても、喧嘩別れではなく、きれいな別れ方。
特に不満はないけれど、長いこと一緒に居すぎたから、そろそろ別れようか、みたいな。
。。。そういう別れ方自体がそもそも理解できません。
で、お別れするにあたり、最後のプレゼントをあげたいけれど、
でも自分は貧乏だから、高価な物なんかあげられない、
けれど、一番いいものをあげる、それは僕風味。
君は僕風味に染まってる。
だから、次新しい人に出会って、
「前に○○と付き合ってたよね?」って言われて
「いや、付き合ってないよ」とか僕の存在を否定するようなことを言ったとしても、
無理無理、すぐにばれるよ、
だって君とちょっと話したり抱き合ったりすれば、
僕風な部分がすぐ感じ取られちゃうからね。
1000年以上経っても、
そもそも死後の世界に愛っていうものがあるか分からないけど、
それでも君はずっと僕風味。
永遠に君は僕風味。
最高に幸せな自分。
。。。すっごい自己中じゃないですか?
別れるなら、キレイに別れなさいよ、なぜそんな置き土産していく?
しかも、その風味ですが「君の口」に残るのだそうです。
つまり、新しい人とキスしたらその時に僕風味が感じられるさ、てこと。
ラテンって、こういうのにロマンチックさを感じるんですね。濃厚。
あーでも日本でも言いますよね。
別れ、新しく付き合い始めたとき、
女は元カレ情報を今彼情報で「上書き消去」、
男は元カノ情報を「バックアップ保存」して今カノ情報の「新規ファイル作成」とか。
この男性視点がラテンになると、こうなるのかしらね。
因みに、日本の歌では似たところで「あなたに噛まれた小指が痛い」があるとのことですが、
よくよく考えると、立場が違います。
言うなれば、「僕風味をつけられた側」です。
それを憎からず思いだしてる、そういう感覚は日本語でも歌になるのかも。
でも「君の小指を噛んだ、それは俺の印、別れても、死んでも、俺を思い出す」は、たぶん無いでしょう。。。
いずれにせよ、やっぱり歌はネイティブに解説してもらうに限りますね。
Sabor a mí
Tanto tiempo disfrutamos de este amor
nuestras almas se acercaron tanto
así que yo guardo tu sabor
pero tú llevas también, sabor a mí.
Si negaras mi presencia en tu vivir
bastaría con abrazarte y conversar
tanta vida yo te di
que por fuerza tienes ya, sabor a mí.
No pretendo, ser tu dueño,
no soy nada
yo no tengo vanidad de mi vida,
doy lo bueno,
soy tan pobre que otra cosa puedo dar.
Pasarán más de mil años, muchos más
yo no sé si tenga amor, la eternidad
pero allá tal como aquí,
en la boca llevarás, sabor a mí
僕風味
長い間 愛し合ってきた
だから僕らの心は 近づきすぎて
僕に君の風味が移り
君も 僕の風味を纏った
もし君が僕とともに過ごした日々を否定したとしても
君を抱きしめ 君と話せば 十分さ
僕は君に人生の多くを捧げて来た
だから僕の風味に染まった 君に気づくだろう
君を僕の物にしようだなんて思わない
僕はタダの普通の人
見栄も無い
だから君には良いものをあげる
僕は貧しくて 他にあげられるものなど持っていないから
千年が過ぎ 更にもっと時が経った頃
そもそも死後の世界に愛が存在するのか分からないけれど
だけど あの世でも この世と同じ
君の口は 僕風味を纏っているはずだよ
コード進行参考
Cifraclub.com
参考WEBページ
和訳 deラテン音楽
歌詞の日本語訳掲載。
素晴らしい訳。ブログ管理人さんがご自身で訳されたのかな。
ソレア心理カウンセリングセンター
歌詞の日本語訳掲載。(元々の掲載元のページは既にWebから消失。)
心理系のページならでは、歌詞に続いて心理分析をしているのが
非常にユニークで面白いです。
Wikipedia Alvaro Carrillo記事
作者Alvaro Carrilloに関する説明。スペイン語。
The Mavericksというバンドによる、ヨット上で演奏な動画。
ツボすぎます。蕩けます。
ラム酒とか欲しい感じ。
作詞・作曲 Álvaro Carrillo
ボレロの名曲...だそうです。
このメロディは知ってる、きっと小野リサかなんかを聴いたことがある。
ラテンだったんですね。
聴いた瞬間に、ボサノバのバチーダとコード進行がふっと頭に浮かんだんですが、
私、ボサノバに毒されてますね。
Sabor a míは
sabor a …風味
mí 私
で、「ワタシ風味」という意味。
私の訳し方に色気が無くて
ポテトチップスの新しい味みたいな響きになっちゃったけど。
歌詞の中に「ser tu dueño(君の主人となる)」という一節があることから、
話者は男性であることが分かります。
それも踏まえて日本語らしく意訳するなら、「俺色」って感じですかね。
若しくは、残り香って表現もあるので、香りを使った訳もありでしょう。
味覚というところが、直接的というか、
ラテンぽさ?を感じさせる気がします。
----
追記です。
この歌の真髄、日本人には到底想像が及ばないところにありました。
なんとこれは、別れた後の歌なのだそうです。
とは言っても、喧嘩別れではなく、きれいな別れ方。
特に不満はないけれど、長いこと一緒に居すぎたから、そろそろ別れようか、みたいな。
。。。そういう別れ方自体がそもそも理解できません。
で、お別れするにあたり、最後のプレゼントをあげたいけれど、
でも自分は貧乏だから、高価な物なんかあげられない、
けれど、一番いいものをあげる、それは僕風味。
君は僕風味に染まってる。
だから、次新しい人に出会って、
「前に○○と付き合ってたよね?」って言われて
「いや、付き合ってないよ」とか僕の存在を否定するようなことを言ったとしても、
無理無理、すぐにばれるよ、
だって君とちょっと話したり抱き合ったりすれば、
僕風な部分がすぐ感じ取られちゃうからね。
1000年以上経っても、
そもそも死後の世界に愛っていうものがあるか分からないけど、
それでも君はずっと僕風味。
永遠に君は僕風味。
最高に幸せな自分。
。。。すっごい自己中じゃないですか?
別れるなら、キレイに別れなさいよ、なぜそんな置き土産していく?
しかも、その風味ですが「君の口」に残るのだそうです。
つまり、新しい人とキスしたらその時に僕風味が感じられるさ、てこと。
ラテンって、こういうのにロマンチックさを感じるんですね。濃厚。
あーでも日本でも言いますよね。
別れ、新しく付き合い始めたとき、
女は元カレ情報を今彼情報で「上書き消去」、
男は元カノ情報を「バックアップ保存」して今カノ情報の「新規ファイル作成」とか。
この男性視点がラテンになると、こうなるのかしらね。
因みに、日本の歌では似たところで「あなたに噛まれた小指が痛い」があるとのことですが、
よくよく考えると、立場が違います。
言うなれば、「僕風味をつけられた側」です。
それを憎からず思いだしてる、そういう感覚は日本語でも歌になるのかも。
でも「君の小指を噛んだ、それは俺の印、別れても、死んでも、俺を思い出す」は、たぶん無いでしょう。。。
いずれにせよ、やっぱり歌はネイティブに解説してもらうに限りますね。
Sabor a mí
Tanto tiempo disfrutamos de este amor
nuestras almas se acercaron tanto
así que yo guardo tu sabor
pero tú llevas también, sabor a mí.
Si negaras mi presencia en tu vivir
bastaría con abrazarte y conversar
tanta vida yo te di
que por fuerza tienes ya, sabor a mí.
No pretendo, ser tu dueño,
no soy nada
yo no tengo vanidad de mi vida,
doy lo bueno,
soy tan pobre que otra cosa puedo dar.
Pasarán más de mil años, muchos más
yo no sé si tenga amor, la eternidad
pero allá tal como aquí,
en la boca llevarás, sabor a mí
僕風味
長い間 愛し合ってきた
だから僕らの心は 近づきすぎて
僕に君の風味が移り
君も 僕の風味を纏った
もし君が僕とともに過ごした日々を否定したとしても
君を抱きしめ 君と話せば 十分さ
僕は君に人生の多くを捧げて来た
だから僕の風味に染まった 君に気づくだろう
君を僕の物にしようだなんて思わない
僕はタダの普通の人
見栄も無い
だから君には良いものをあげる
僕は貧しくて 他にあげられるものなど持っていないから
千年が過ぎ 更にもっと時が経った頃
そもそも死後の世界に愛が存在するのか分からないけれど
だけど あの世でも この世と同じ
君の口は 僕風味を纏っているはずだよ
コード進行参考
Cifraclub.com
参考WEBページ
和訳 deラテン音楽
歌詞の日本語訳掲載。
素晴らしい訳。ブログ管理人さんがご自身で訳されたのかな。
ソレア心理カウンセリングセンター
歌詞の日本語訳掲載。(元々の掲載元のページは既にWebから消失。)
心理系のページならでは、歌詞に続いて心理分析をしているのが
非常にユニークで面白いです。
Wikipedia Alvaro Carrillo記事
作者Alvaro Carrilloに関する説明。スペイン語。
The Mavericksというバンドによる、ヨット上で演奏な動画。
ツボすぎます。蕩けます。
ラム酒とか欲しい感じ。
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