O Quitandeiro
曲名 O Quitandeiro
作詞・作曲 Paulo da Portela / Paulo Benjamim de Oliveira / Monarco
先日のブラジル音楽セッションで聴いたノリの良い歌。
おぉぉーあのMonarcoの曲なんだ!
Monarcoとは、私にとってはEmolduradaという曲に出てくる歌手。
ブラジル音楽通とっては、
リオの有名サンバチームPortelaの歌手であり、
現役最高のサンバ歌手、といったところでしょうか。
サンバに疎いのでよくわかりませんが、
ブラジル音楽の世界は、サンバチーム毎に派閥(?)があるんだそうですね。
Marisa MonteとかPaulinho da violaもポルテーラ派なんでしたっけ?
O Quitandeiroとは、八百屋で働いてる人の事。
歌詞の中に出てくるChocolateは、直訳するとチョコレートだけど、
どうやら、人の名前、あだ名のようです。
黒人の男性をチョコレートと呼ぶ。
きっと美味しそうな褐色肌してるんですね。
お腹はやはり板チョコ状に割れてるんでしょうか(笑)
Estelaは女性の名前。
Estelaは「星」だから、きっと高く輝くアイドル的黒人女性なんだろうな。
歌の最後には「即興の歌を君に捧げる」と出てきます。
この「君」って誰なのか、正直微妙です。
個人的にはエステーラなのかな、と思ったり。
チョコラテの家で、盛大なパーティーがある。
あのポルテーラの歌手までやってきて、夜通しのパゴージ!
そこに憧れの女の子を呼ぶ。
そして、パーティーが絶頂に盛り上がる中、
「君にこの歌を捧げるよ」
なんて、ちょっとかっこいいことしちゃう…予定。
そんな歌詞ではないかしら。
この歌、パゴージなので、本来は誰でも楽しめる凄くシンプルな歌詞だと思われます。
ですが!!!
俗語が多用されているので、私のような単なる外国語学習者には、超難解。
辞書に載ってない言い回しばかり、ややこしくて極まりない。
最終的に分かりやすくまとめられたと思いますが、
陰に翻訳の苦労が潜んでますよ、実は。
O Quitandeiro
Quitandeiro, leva cheiro e tomate
Pra casa do Chocolate que hoje vai ter macarrão
Prepara a barriga macacada
Que a boia tá enfezada e o pagode fica bom
Chega só 30 litros de uca
Para fechar a butuca
Desses negos beberrão
Chocolate, tu avisa a crioula
Que carregue na cebola e no queijo parmesão (BIS)
Mas não se esqueça
De avisar a nêga Estela
Que o pessoal da Portela
Vai cantar partido alto
Vai ter pagode até o dia amanhecer
E os versos de improviso
Serão em homenagem à você
八百屋さん
八百屋さんよ チョコラテの家へ
トマトとイタリアンパセリを 運んでくれ
今夜はパスタらしいから
野郎ども 腹の準備はいいか
旨い飯がたんまり用意されてるぜ もちろんパゴージもある!
カシャーサも30Lあるらしい
それだけありゃ
大酒飲みの黒人どもも 目がトロンとしてくるだろうよ
チョコラテ 奥さんに言っといてくれ
玉ねぎとパルメザンチーズは 多めに頼むって
それから 黒人のエステーラにもちゃんと伝えくれよ
なんとポルテーラの人が来て
パルチード・アルトを歌うんだってな
夜が明けるまでパゴージ通しだ
で 即興の歌詞は
君に捧げるのさ
******
Quitandeiro = 商店で働く人、野菜の行商人
cheiro = 匂い
→でもここではcheiro verdeの略でイタリアンパセリとか小葱のこと
macarrão = マカロニ
macacada = サルの群れ、インチキ、物まね、愚行、友達、一行
boia = 食べ物、売れ残り商品、
enfezada = 発育を妨げられる、いらだった、飽き飽きする
uca = カシャーサ
butuca = アブ、拍車
→でもここでは目の意味
Estela = 星
negos = 黒人
beberrão = 大酒飲み
crioula = 黒人、クレオールの
→でもここでは奥さんの意味
pessoal = 個人の、私的な、友人、仲間、家族
partido = 党派、政党、結審、立場、利益、サトウキビ農園、
partido alto = パルチード・アルト(サンバのスタイル)
improviso = 突然の、不意な、予見できない、即興曲
em homenagem à = 忠誠の誓い、尊敬の印、敬意を表して
コード進行参考
Cifraclub
参考WEBページ
サンバ名曲集 和訳 ベッチ
歌詞の日本語訳を部分的に掲載。
「俺のサンバ史」/モナルコ
Monarcoの略年表。
O Quitandeiro
全然歌とは関係ない、ブラジルのこだわり食品のお店。
たまたまGoogleで引っかかったので。
八百屋の名前が「八百屋」なんて、そのまんまやんか。
作詞・作曲 Paulo da Portela / Paulo Benjamim de Oliveira / Monarco
先日のブラジル音楽セッションで聴いたノリの良い歌。
おぉぉーあのMonarcoの曲なんだ!
Monarcoとは、私にとってはEmolduradaという曲に出てくる歌手。
ブラジル音楽通とっては、
リオの有名サンバチームPortelaの歌手であり、
現役最高のサンバ歌手、といったところでしょうか。
サンバに疎いのでよくわかりませんが、
ブラジル音楽の世界は、サンバチーム毎に派閥(?)があるんだそうですね。
Marisa MonteとかPaulinho da violaもポルテーラ派なんでしたっけ?
O Quitandeiroとは、八百屋で働いてる人の事。
歌詞の中に出てくるChocolateは、直訳するとチョコレートだけど、
どうやら、人の名前、あだ名のようです。
黒人の男性をチョコレートと呼ぶ。
きっと美味しそうな褐色肌してるんですね。
お腹はやはり板チョコ状に割れてるんでしょうか(笑)
Estelaは女性の名前。
Estelaは「星」だから、きっと高く輝くアイドル的黒人女性なんだろうな。
歌の最後には「即興の歌を君に捧げる」と出てきます。
この「君」って誰なのか、正直微妙です。
個人的にはエステーラなのかな、と思ったり。
チョコラテの家で、盛大なパーティーがある。
あのポルテーラの歌手までやってきて、夜通しのパゴージ!
そこに憧れの女の子を呼ぶ。
そして、パーティーが絶頂に盛り上がる中、
「君にこの歌を捧げるよ」
なんて、ちょっとかっこいいことしちゃう…予定。
そんな歌詞ではないかしら。
この歌、パゴージなので、本来は誰でも楽しめる凄くシンプルな歌詞だと思われます。
ですが!!!
俗語が多用されているので、私のような単なる外国語学習者には、超難解。
辞書に載ってない言い回しばかり、ややこしくて極まりない。
最終的に分かりやすくまとめられたと思いますが、
陰に翻訳の苦労が潜んでますよ、実は。
O Quitandeiro
Quitandeiro, leva cheiro e tomate
Pra casa do Chocolate que hoje vai ter macarrão
Prepara a barriga macacada
Que a boia tá enfezada e o pagode fica bom
Chega só 30 litros de uca
Para fechar a butuca
Desses negos beberrão
Chocolate, tu avisa a crioula
Que carregue na cebola e no queijo parmesão (BIS)
Mas não se esqueça
De avisar a nêga Estela
Que o pessoal da Portela
Vai cantar partido alto
Vai ter pagode até o dia amanhecer
E os versos de improviso
Serão em homenagem à você
八百屋さん
八百屋さんよ チョコラテの家へ
トマトとイタリアンパセリを 運んでくれ
今夜はパスタらしいから
野郎ども 腹の準備はいいか
旨い飯がたんまり用意されてるぜ もちろんパゴージもある!
カシャーサも30Lあるらしい
それだけありゃ
大酒飲みの黒人どもも 目がトロンとしてくるだろうよ
チョコラテ 奥さんに言っといてくれ
玉ねぎとパルメザンチーズは 多めに頼むって
それから 黒人のエステーラにもちゃんと伝えくれよ
なんとポルテーラの人が来て
パルチード・アルトを歌うんだってな
夜が明けるまでパゴージ通しだ
で 即興の歌詞は
君に捧げるのさ
******
Quitandeiro = 商店で働く人、野菜の行商人
cheiro = 匂い
→でもここではcheiro verdeの略でイタリアンパセリとか小葱のこと
macarrão = マカロニ
macacada = サルの群れ、インチキ、物まね、愚行、友達、一行
boia = 食べ物、売れ残り商品、
enfezada = 発育を妨げられる、いらだった、飽き飽きする
uca = カシャーサ
butuca = アブ、拍車
→でもここでは目の意味
Estela = 星
negos = 黒人
beberrão = 大酒飲み
crioula = 黒人、クレオールの
→でもここでは奥さんの意味
pessoal = 個人の、私的な、友人、仲間、家族
partido = 党派、政党、結審、立場、利益、サトウキビ農園、
partido alto = パルチード・アルト(サンバのスタイル)
improviso = 突然の、不意な、予見できない、即興曲
em homenagem à = 忠誠の誓い、尊敬の印、敬意を表して
コード進行参考
Cifraclub
参考WEBページ
サンバ名曲集 和訳 ベッチ
歌詞の日本語訳を部分的に掲載。
「俺のサンバ史」/モナルコ
Monarcoの略年表。
O Quitandeiro
全然歌とは関係ない、ブラジルのこだわり食品のお店。
たまたまGoogleで引っかかったので。
八百屋の名前が「八百屋」なんて、そのまんまやんか。
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