Que Maravilha
曲名 Que Maravilha
邦題 なんて素晴らしいんだろう
作曲・作曲 Toquinho, Jorge Benjor
タイトルのQue Maravilhaは、
Queは感嘆詞。あえて訳すなら「なんと…だろう!」といったとこ。
Maravilhaは、驚き、不思議、素晴らしい、見事、とかいった意味。
なので、「なんてすばらしいんだろう!」かな。
もう絶対ポジティブな言葉の羅列に決まっているので、
訳そうと思いました☆
仕事がしんどい時には、歌詞に癒されたいものですよね(笑)
ToquinhoとJorge Bejorが知り合ったのは60年代末。
きっかけは、Toquinhoの恋人のCarolinaのいとこが、Jorge Benjorと付き合い始めたこと。
ある日Carolinaの家でポンジケージョを食べながらギターを弾いて時に、
彼女がきっかけで曲ができあがった。
それがQue Maravilha。
Jorge Benjorが前半を作詞。
それに続けて後半を作詞。
Jorge Bejorは、のちのインタビューでこんな風に語っています。
「ある女の子へのオマージュで作った作品。
知らない子だけれど、とても素敵で、色白で、雨の降る中、乱れ髪で、
とても清廉に見えた。
そこから生まれた曲。」
その頃のブラジルでは、音楽と言えばテレビの2大音楽番組のコンテストに向けて作曲されることが多く、Toquinho達もできればGalCostaに歌ってもらいたいと思っていたものの、GalCostaは都合が合わず、その結果作者達2人での録音となったそれが、コンテストでPaulinho Da ViolaのNada de Novoなどを抑え最優秀賞を取ることになったという。
Toquinhoにとっては初めて商業的成功を収めた曲となりました。
「ラジオでも何度も流れ、道で人々が歌ってた。
レコードのB面には僕の恋人Carolinaへのオマージュ曲『Carolina』が収録されてるのだけど、
これもJorge Benjorとの共作。
Jorge Benjorは自分にとってとても特別な人で、今でも良き友。」
とToquinhoも語っています。
降りしきる雨の中、女性のぼさぼさの髪も厭わず、駆けよる男性。
張りぼてじゃない純な恋愛を感じさせる詩ですね~
それがまた都会の喧騒やホワイトカラーの人波、建物、車といった
無機質で無感情な空間と対比され
絵的な美しさを醸してるのかなーと思います。
最後は、世界の中心で愛を叫ぶのブラジル版、でしょうか(笑)
Que Maravilha
Lá fora está chovendo
Mas assim mesmo
Eu vou correndo
Só pra ver o meu amor
Ela vem toda de branco
Toda molhada
E despenteada
Que Maravilha
Que coisa linda
Que é o meu amor
Por entre bancários
Automóveis
Ruas e avenidas
Milhões de buzinas
Tocando sem cessar
Ela vem chegando de branco
Meiga, e muito tímida
Com a chuva molhando, seu corpo
Que eu vou abraçar
E a gente no meio da rua
Do mundo, no meio da chuva
A girar!
Que Maravilha!
A girar!
Que Maravilha!
A girar!
Que Maravilha!
なんて素晴らしいんだろう
外は雨が降ってる
でもそれでも
僕は走り出す
ただ愛する人に会うために
やってくる彼女は 全身蒼白で
ずぶぬれで
髪もぼさぼさ
なんて素晴らしいんだろう!
なんて素敵なんだろう!
そんな人が私の愛する人だなんて
スーツの人の波
自動車
大通りや路地に
けたたましいクラクション
途切れることなく鳴り響く
彼女は蒼白でやってくる
愛情深く とても内気な人
雨が濡らすなか 彼女の身体を
僕はぎゅっと抱きしめる
そして私たちふたりは 道の真ん中で
世界の真ん中で 雨の降りしきる中で
踊る!
なんて素晴らしいんだろう!
踊る!
なんて素晴らしいんだろう!
踊る!
なんて素晴らしいんだろう!
-----
Despenteada = 髪が乱れ、ぼさぼさ
buzina = クラクション
meiga = 優しい、親切な、愛情深い
-----
悩んだ表現その1は、「de branco」。
brancoは、白。
そこから派生して、蒼白とか清らかとかといった意味もある。
だけど、この文章では、どの意味なのだろう?
辞書にあるどの単語を当てはめてもしっくり来ず。。。
とりあえず、雨に濡れているのだから体温取られて蒼白ってことにしました。
その2は、「bancarios」。
本来の意味は、銀行員。
道行く銀行員たち…というのは、
きっとスーツを着たホワイトカラーの人の波。
日本で言えば、サラリーマンやOLの人込みが近いのかと。
その3は、「a gente」。
本来の意味は、人々。
転じて、私たちにもなり、あなたたちにもなり、彼らにもなり、私にもなる。
つまり、人称も単数複数も超越した主語表現。
雨の中、ふたりが抱き合ってるので、
ここは私たち2人だろ。。。と想像で訳しました。
ふたりの周りの道行く人々が踊り出すって意味だったらどうしよう(笑)
参考サイト
MUSICAEMPROSA
ポル語サイト。TowuinhoとJorge Benの出会いのきっかけから、
作曲の経緯や本人たちのインタビュー記録など。
邦題 なんて素晴らしいんだろう
作曲・作曲 Toquinho, Jorge Benjor
タイトルのQue Maravilhaは、
Queは感嘆詞。あえて訳すなら「なんと…だろう!」といったとこ。
Maravilhaは、驚き、不思議、素晴らしい、見事、とかいった意味。
なので、「なんてすばらしいんだろう!」かな。
もう絶対ポジティブな言葉の羅列に決まっているので、
訳そうと思いました☆
仕事がしんどい時には、歌詞に癒されたいものですよね(笑)
ToquinhoとJorge Bejorが知り合ったのは60年代末。
きっかけは、Toquinhoの恋人のCarolinaのいとこが、Jorge Benjorと付き合い始めたこと。
ある日Carolinaの家でポンジケージョを食べながらギターを弾いて時に、
彼女がきっかけで曲ができあがった。
それがQue Maravilha。
Jorge Benjorが前半を作詞。
それに続けて後半を作詞。
Jorge Bejorは、のちのインタビューでこんな風に語っています。
「ある女の子へのオマージュで作った作品。
知らない子だけれど、とても素敵で、色白で、雨の降る中、乱れ髪で、
とても清廉に見えた。
そこから生まれた曲。」
その頃のブラジルでは、音楽と言えばテレビの2大音楽番組のコンテストに向けて作曲されることが多く、Toquinho達もできればGalCostaに歌ってもらいたいと思っていたものの、GalCostaは都合が合わず、その結果作者達2人での録音となったそれが、コンテストでPaulinho Da ViolaのNada de Novoなどを抑え最優秀賞を取ることになったという。
Toquinhoにとっては初めて商業的成功を収めた曲となりました。
「ラジオでも何度も流れ、道で人々が歌ってた。
レコードのB面には僕の恋人Carolinaへのオマージュ曲『Carolina』が収録されてるのだけど、
これもJorge Benjorとの共作。
Jorge Benjorは自分にとってとても特別な人で、今でも良き友。」
とToquinhoも語っています。
降りしきる雨の中、女性のぼさぼさの髪も厭わず、駆けよる男性。
張りぼてじゃない純な恋愛を感じさせる詩ですね~
それがまた都会の喧騒やホワイトカラーの人波、建物、車といった
無機質で無感情な空間と対比され
絵的な美しさを醸してるのかなーと思います。
最後は、世界の中心で愛を叫ぶのブラジル版、でしょうか(笑)
Que Maravilha
Lá fora está chovendo
Mas assim mesmo
Eu vou correndo
Só pra ver o meu amor
Ela vem toda de branco
Toda molhada
E despenteada
Que Maravilha
Que coisa linda
Que é o meu amor
Por entre bancários
Automóveis
Ruas e avenidas
Milhões de buzinas
Tocando sem cessar
Ela vem chegando de branco
Meiga, e muito tímida
Com a chuva molhando, seu corpo
Que eu vou abraçar
E a gente no meio da rua
Do mundo, no meio da chuva
A girar!
Que Maravilha!
A girar!
Que Maravilha!
A girar!
Que Maravilha!
なんて素晴らしいんだろう
外は雨が降ってる
でもそれでも
僕は走り出す
ただ愛する人に会うために
やってくる彼女は 全身蒼白で
ずぶぬれで
髪もぼさぼさ
なんて素晴らしいんだろう!
なんて素敵なんだろう!
そんな人が私の愛する人だなんて
スーツの人の波
自動車
大通りや路地に
けたたましいクラクション
途切れることなく鳴り響く
彼女は蒼白でやってくる
愛情深く とても内気な人
雨が濡らすなか 彼女の身体を
僕はぎゅっと抱きしめる
そして私たちふたりは 道の真ん中で
世界の真ん中で 雨の降りしきる中で
踊る!
なんて素晴らしいんだろう!
踊る!
なんて素晴らしいんだろう!
踊る!
なんて素晴らしいんだろう!
-----
Despenteada = 髪が乱れ、ぼさぼさ
buzina = クラクション
meiga = 優しい、親切な、愛情深い
-----
悩んだ表現その1は、「de branco」。
brancoは、白。
そこから派生して、蒼白とか清らかとかといった意味もある。
だけど、この文章では、どの意味なのだろう?
辞書にあるどの単語を当てはめてもしっくり来ず。。。
とりあえず、雨に濡れているのだから体温取られて蒼白ってことにしました。
その2は、「bancarios」。
本来の意味は、銀行員。
道行く銀行員たち…というのは、
きっとスーツを着たホワイトカラーの人の波。
日本で言えば、サラリーマンやOLの人込みが近いのかと。
その3は、「a gente」。
本来の意味は、人々。
転じて、私たちにもなり、あなたたちにもなり、彼らにもなり、私にもなる。
つまり、人称も単数複数も超越した主語表現。
雨の中、ふたりが抱き合ってるので、
ここは私たち2人だろ。。。と想像で訳しました。
ふたりの周りの道行く人々が踊り出すって意味だったらどうしよう(笑)
参考サイト
MUSICAEMPROSA
ポル語サイト。TowuinhoとJorge Benの出会いのきっかけから、
作曲の経緯や本人たちのインタビュー記録など。
Nunca
曲名 Nunca
邦題 決して
作曲・作曲 Lupicínio Rodrigues
歌詞がNunca!で始まるのを見て、翻訳したい!と思った曲。
Nunca!以降どう続くのかまだ読んでいません(笑)
「nunca」は「決して…ない」「絶対…ない」という意味。
それに感嘆詞「!」をつけると、
ぜっっったいせえへん!!!
誰がなんと言うてもありえん!!!
といった強い意思表示を感じます。
なので発音も、カタカナで「ヌンカ」というような薄っぺらい感じではなく、
唇を思いっきり突き出してuの音を強調した、「ぬぅんかっ」という感じ。
そして、目が本気。
一体そんなに本気で何を「絶対ない!」と言っているのか、
歌詞を読んでみたいと思います。
Nunca
Nunca!
Nem que o mundo caia sobre mim
Nem se Deus mandar
Nem mesmo assim
As pazes contigo eu farei
Nunca!
Quando a gente perde a ilusão
Deve sepultar o coração
Como eu sepultei
Saudade
Diga a esta moça, por favor
Como foi sincero o meu amor
Quanto eu lhe adorei
Tempos atrás
Saudade
Não esqueça também de dizer
Que é você que me faz adormecer
Pra que eu viva em paz
Nunca
絶対にない!
たとえ世界が僕の上に落ちてこようとも、
たとえ神の命令だろうとも、
たとえそうだったとしても、
君と寄りを戻すことはない。
絶対にあってはならない!
夢を失うようなことがあろうとも、
心まで葬り去ってはならない。
僕が心を葬り去ってしまったようには。
サウダージ。
どうか、あの人に伝えてくれないか。
僕の愛がどれほど誠実だったかを。
どれをど彼女を愛していたのかを。
もう昔のことだけれど。
サウダージ。
これも伝え忘れないでほしい。
僕を止めてしまったのも、君なのだと。
僕は平穏に暮らしたかったんだ。
-----
nem = …ない、…さえない、少なくとも、あるいは、または
Nem que = たとえ…であっても
mandar = 命じる、指示する、定める、発する、放つ、制御する、指揮する
farei = fazerの直接法未来一人称単数形
fazer as pazes con... = ...と仲直りする
sepultar = 埋葬する、葬る、隠す、秘める、葬り去る、埋める、水没させる、突っ込む、隠遁する、ひきこもる、孤独に暮らす
Tempos atrás =
adormecer = 眠る、静まる、止む、鎮まる、しびれる、休止する、緩む、なえる、眠りにつく、眠らせる、飽きさせる、麻痺させる
-----
1段落目の、「As pazes contigo eu farei」が、
「仲直りをする」なのか「仲直りをしない」なのか、悩みました。
冒頭の「nunca」が、どこにかかるのか。
「世界が崩れかかってくる」とか「神が命令する」とかに「絶対ない」をつけるのは
不自然な気がするのです。
だって、世界が崩れるのも神の命令も、本人の強い意志ではないから。
じゃ、本人の強い意志はどこなのかというと、「As pazes contigo eu farei」しかない。
すると、こうなる。
Eu nunca farei as pazes contigo
私は決してしない、あなたと仲直りを
この歌の日本語訳を1つ見かけたのですが、
そこでは「絶対に仲直りする」と書かれていました。
なので、正直に言うと、私の訳があっているのか不安。
でも、そうとしか読めないんだよなぁ、、、
サウダージの箇所は、寂しいとか、切ないとか、懐かしいとか日本語にしようかと思いましたが…
しっくりくる表現が思い当たりませんでした。 ←語彙力
別れた彼女を思い出している何とも言えない気持ちですね。
良いときもあり、本気で愛していた時間があり、そして冷めてしまった悪いときがあり、
それが全て同時に思い起こされるサウダージ。
邦題 決して
作曲・作曲 Lupicínio Rodrigues
歌詞がNunca!で始まるのを見て、翻訳したい!と思った曲。
Nunca!以降どう続くのかまだ読んでいません(笑)
「nunca」は「決して…ない」「絶対…ない」という意味。
それに感嘆詞「!」をつけると、
ぜっっったいせえへん!!!
誰がなんと言うてもありえん!!!
といった強い意思表示を感じます。
なので発音も、カタカナで「ヌンカ」というような薄っぺらい感じではなく、
唇を思いっきり突き出してuの音を強調した、「ぬぅんかっ」という感じ。
そして、目が本気。
一体そんなに本気で何を「絶対ない!」と言っているのか、
歌詞を読んでみたいと思います。
Nunca
Nunca!
Nem que o mundo caia sobre mim
Nem se Deus mandar
Nem mesmo assim
As pazes contigo eu farei
Nunca!
Quando a gente perde a ilusão
Deve sepultar o coração
Como eu sepultei
Saudade
Diga a esta moça, por favor
Como foi sincero o meu amor
Quanto eu lhe adorei
Tempos atrás
Saudade
Não esqueça também de dizer
Que é você que me faz adormecer
Pra que eu viva em paz
Nunca
絶対にない!
たとえ世界が僕の上に落ちてこようとも、
たとえ神の命令だろうとも、
たとえそうだったとしても、
君と寄りを戻すことはない。
絶対にあってはならない!
夢を失うようなことがあろうとも、
心まで葬り去ってはならない。
僕が心を葬り去ってしまったようには。
サウダージ。
どうか、あの人に伝えてくれないか。
僕の愛がどれほど誠実だったかを。
どれをど彼女を愛していたのかを。
もう昔のことだけれど。
サウダージ。
これも伝え忘れないでほしい。
僕を止めてしまったのも、君なのだと。
僕は平穏に暮らしたかったんだ。
-----
nem = …ない、…さえない、少なくとも、あるいは、または
Nem que = たとえ…であっても
mandar = 命じる、指示する、定める、発する、放つ、制御する、指揮する
farei = fazerの直接法未来一人称単数形
fazer as pazes con... = ...と仲直りする
sepultar = 埋葬する、葬る、隠す、秘める、葬り去る、埋める、水没させる、突っ込む、隠遁する、ひきこもる、孤独に暮らす
Tempos atrás =
adormecer = 眠る、静まる、止む、鎮まる、しびれる、休止する、緩む、なえる、眠りにつく、眠らせる、飽きさせる、麻痺させる
-----
1段落目の、「As pazes contigo eu farei」が、
「仲直りをする」なのか「仲直りをしない」なのか、悩みました。
冒頭の「nunca」が、どこにかかるのか。
「世界が崩れかかってくる」とか「神が命令する」とかに「絶対ない」をつけるのは
不自然な気がするのです。
だって、世界が崩れるのも神の命令も、本人の強い意志ではないから。
じゃ、本人の強い意志はどこなのかというと、「As pazes contigo eu farei」しかない。
すると、こうなる。
Eu nunca farei as pazes contigo
私は決してしない、あなたと仲直りを
この歌の日本語訳を1つ見かけたのですが、
そこでは「絶対に仲直りする」と書かれていました。
なので、正直に言うと、私の訳があっているのか不安。
でも、そうとしか読めないんだよなぁ、、、
サウダージの箇所は、寂しいとか、切ないとか、懐かしいとか日本語にしようかと思いましたが…
しっくりくる表現が思い当たりませんでした。 ←語彙力
別れた彼女を思い出している何とも言えない気持ちですね。
良いときもあり、本気で愛していた時間があり、そして冷めてしまった悪いときがあり、
それが全て同時に思い起こされるサウダージ。
Frevo Pra Acordar
曲名 Frevo Pra Acordar
作曲・作曲 Marcos Ruffato
暗いニュースばかりが目に入り、気持ちが病みそうです。。。
新聞やニュースよりも情報が早いからと思いTwitterを活用していましたが、
このままだと答えのない問いと不安にどんどん引きずりこまれてしまうので、
とりあえず、短期的にTwitterアプリをアンインストールしてみました。。。
ブラウザでアクセスできるけどね😅
あとは、考えないために、頭を他のことで埋め尽くすのも有効。
自分が没頭できることをする。
色々あるけれど、私の場合、ブラジル音楽の翻訳もその一つ。
歌詞と文法が疲れた頭を癒してくれる。
Frevo Pra Acordarは、以前から歌いたいなーと思っている曲。
というわけで、例のごとく、歌詞を覚えるために訳してみます。
訳す前の印象では、とにかく清々しい曲。
夜が明け、朝日が差し込む瞬間の、清々しさ。
年中暁を覚えない私でも、
初日の出とか、ご来光とか、夜勤対応し無事帰宅の目途が立った自販機横とか、
非日常で出会う朝日は神々しくて、
あー毎日これを思い切り身体に感じて一日を始めたいと思う(けど実現しない)。
最近、実質ウォークインクローゼット化していた一室を片付けて、
窓際に観葉植物とベランダテーブルを置いてみた。
東向きで、窓の外に遮る物がなく、視線より低い位置から陽が昇る。
もう少し気温が上がるまでは、朝ここで光を感じよう。
きっともう少しポジティブな気持ちになれるはず。
Frevo Pra Acordar
quando der de anoitecer
o dia se apagar
e a noite se estender longa demais
é que o chão precisa ter
um tempo pra esfriar
um frio pra esquecer
deixar pra tras...
ah, as noites vão trazer
a lua pra sonhar, rompendo a escuridão
mas se nem a lua está, e o tempo se fechou,
a chuva é meu par
eu vou buscar
o gesto delicado da manhã,
o alvorecer traz o dia com cuidado,
acorda pra ver
o passaredo já cantou,
o horizonte já raiou
o arvoredo se balança todo em flor!
delicado de manhá, acorda pra ver
raia o dia com cuidado, alvoreceu!
o passaredo já cantou,
o horizonte já raiou
o arvoredo se balança todo em flor!
目覚めのフレーヴォ
夕暮れの刻
陽は輝きを失い
夜が ゆっくりとひろがってゆく
土には 冷やすための時間が必要だ
冷やすのは 忘れるため
過去に葬るため。。。
夜は 連れてくる
夢見るための月を
月は 暗闇を引き裂きながら現れる
たとえ月がなく 雲行きが怪しかったとしても
雨が私の味方をしてくれる
探しに行こう
朝の 繊細な表情を
夜明けは注意深く陽を連れてくる
目を覚まし 見てみよう
もう 鳥が啼いている
もう 地平線が輝いてる
木々が 花を咲かせ そよいでいる
繊細な朝 目を覚まし 見てごらん
陽が注意深く輝いている 夜が明けたんだ!
もう 鳥が啼いている
もう 地平線が輝いている
木々が 花を咲かせ そよいでいる
******
frevo = フレーヴォ。主にブラスバンドで演奏される二拍子の舞踊音楽。
上は白水社ポ日辞書の解説。
それだけ読んだらいろんなジャンルと大いに勘違いされそうな気もする(笑)
der = darの接続法未来
dar de =
o tempo se fechou = 雲行きが怪しくなる、今にも雨が降りそうな薄暗がりになる
par = 社会的に地位の低い同僚
o gesto = 身振り、手真似、見かけ、表情、合図、偉業、
delicado = 繊細な、軽い、甘美な、か弱い、もろい、洗練された、細心な、微妙な
passaredo = passarada = 鳥、多数の鳥
o arvoredo = 木立、林
se balança = 身体を揺らす
コード進行参考
Youtube Frevo Pra Acordar
コード譜ではありませんが、
まるで指使いを見てコピーしてね、とでもいうかのような映像。
参考ページ
Musica Terra
マルコス・ルファートのインタビュー記事。
作曲・作曲 Marcos Ruffato
暗いニュースばかりが目に入り、気持ちが病みそうです。。。
新聞やニュースよりも情報が早いからと思いTwitterを活用していましたが、
このままだと答えのない問いと不安にどんどん引きずりこまれてしまうので、
とりあえず、短期的にTwitterアプリをアンインストールしてみました。。。
ブラウザでアクセスできるけどね😅
あとは、考えないために、頭を他のことで埋め尽くすのも有効。
自分が没頭できることをする。
色々あるけれど、私の場合、ブラジル音楽の翻訳もその一つ。
歌詞と文法が疲れた頭を癒してくれる。
Frevo Pra Acordarは、以前から歌いたいなーと思っている曲。
というわけで、例のごとく、歌詞を覚えるために訳してみます。
訳す前の印象では、とにかく清々しい曲。
夜が明け、朝日が差し込む瞬間の、清々しさ。
年中暁を覚えない私でも、
初日の出とか、ご来光とか、夜勤対応し無事帰宅の目途が立った自販機横とか、
非日常で出会う朝日は神々しくて、
あー毎日これを思い切り身体に感じて一日を始めたいと思う(けど実現しない)。
最近、実質ウォークインクローゼット化していた一室を片付けて、
窓際に観葉植物とベランダテーブルを置いてみた。
東向きで、窓の外に遮る物がなく、視線より低い位置から陽が昇る。
もう少し気温が上がるまでは、朝ここで光を感じよう。
きっともう少しポジティブな気持ちになれるはず。
Frevo Pra Acordar
quando der de anoitecer
o dia se apagar
e a noite se estender longa demais
é que o chão precisa ter
um tempo pra esfriar
um frio pra esquecer
deixar pra tras...
ah, as noites vão trazer
a lua pra sonhar, rompendo a escuridão
mas se nem a lua está, e o tempo se fechou,
a chuva é meu par
eu vou buscar
o gesto delicado da manhã,
o alvorecer traz o dia com cuidado,
acorda pra ver
o passaredo já cantou,
o horizonte já raiou
o arvoredo se balança todo em flor!
delicado de manhá, acorda pra ver
raia o dia com cuidado, alvoreceu!
o passaredo já cantou,
o horizonte já raiou
o arvoredo se balança todo em flor!
目覚めのフレーヴォ
夕暮れの刻
陽は輝きを失い
夜が ゆっくりとひろがってゆく
土には 冷やすための時間が必要だ
冷やすのは 忘れるため
過去に葬るため。。。
夜は 連れてくる
夢見るための月を
月は 暗闇を引き裂きながら現れる
たとえ月がなく 雲行きが怪しかったとしても
雨が私の味方をしてくれる
探しに行こう
朝の 繊細な表情を
夜明けは注意深く陽を連れてくる
目を覚まし 見てみよう
もう 鳥が啼いている
もう 地平線が輝いてる
木々が 花を咲かせ そよいでいる
繊細な朝 目を覚まし 見てごらん
陽が注意深く輝いている 夜が明けたんだ!
もう 鳥が啼いている
もう 地平線が輝いている
木々が 花を咲かせ そよいでいる
******
frevo = フレーヴォ。主にブラスバンドで演奏される二拍子の舞踊音楽。
上は白水社ポ日辞書の解説。
それだけ読んだらいろんなジャンルと大いに勘違いされそうな気もする(笑)
der = darの接続法未来
dar de =
o tempo se fechou = 雲行きが怪しくなる、今にも雨が降りそうな薄暗がりになる
par = 社会的に地位の低い同僚
o gesto = 身振り、手真似、見かけ、表情、合図、偉業、
delicado = 繊細な、軽い、甘美な、か弱い、もろい、洗練された、細心な、微妙な
passaredo = passarada = 鳥、多数の鳥
o arvoredo = 木立、林
se balança = 身体を揺らす
コード進行参考
Youtube Frevo Pra Acordar
コード譜ではありませんが、
まるで指使いを見てコピーしてね、とでもいうかのような映像。
参考ページ
Musica Terra
マルコス・ルファートのインタビュー記事。
Conselho
曲名 Conselho
作曲・作曲 Adilson Bispo e Zé Roberto
覚えるにあたり、読んでみました。
失恋した人を慰めつつ、
ついでに「俺ならお前を愛してやれるぜ」って口説いてる歌ですかね?
歌詞の最後に「諺にもあるじゃん」と出てきます。
ブラジル人ならピンと来るんだろうけど、歌詞の中では明示されていません。
折角なので、ぜひ、お好きなのをお選びください(笑)
Um por todos e todos por um.
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために
Há males que vêm para o bem.
悪いことの後には、良いことがある
Quem ri por último ri melhor.
最後に笑える者が勝ち。
Cada macaco em seu galho.
他人に口出しするべきじゃない。
As aparências enganam.
人はみかけによらない。
O amor é cego.
愛は盲目。
É bom ser importante, mas importante é ser bom!
大切な人になることはいいこと、でも大切なのはいい人になること。
É mais fácil fazer uma menina do que consertar uma mulher.
女を直すより女の子を作ることの方が楽。
Herrar é umano!
人は間違いを犯す。
O amor é cego, mas o casamento abre os olhos.
愛は盲目、しかし結婚は千里眼。
Conselho
Deixe de lado esse baixo astral
Erga a cabeça enfrente o mal
Agindo assim será vital para o teu coração
É que em cada experiência se aprende uma lição
Eu já sofri por amar assim
Me dediquei mas foi tudo em vão
Pra que se lamentar
Se em tua vida pode encontrar
Quem te ame com toda força e ardor
Assim sucumbirá a dor
Tem que lutar
Não se abater
Só se entregar
A quem te merecer
Não estou dando nem vendendo
Como o ditado diz
O meu conselho é pra te ver feliz
アドバイス
ほら、そんな不貞腐れた気持ちはほかしてさ
顔上げて、嫌なこととも向きあおうよ
意識的に自分を持ち上げてくのも大事だよ
心が元気になってくからさ
どんな経験もさ、学びになるからさ
俺なんて、好きになりすぎて
尽くしまくって、結局だめだったことも全然あるしさ
悲観することなんかないって
きっと君の人生でも
君のことを全身全霊で愛してくれる人が現れるから
そしたら今のその辛い気持ちも消えてくよ
戦おうよ
落ち込んでないで
自分に相応しい人にだけ
自分を捧げよう
ほら、ことわざにもあるじゃん
俺のアドバイスはさ 君の笑顔が見たいからなんだよ
******
conselho = 助言、忠告、意見、
Deixe = やneる、離れる、出る、別れる、放す、断念する、除外する、同意する、延期する、失う、捨てる、伝える、残す、置き忘れる、可能する、設定する、託す
de lado = 片側に
baixo = わかnnoののたnnaり場、低い、低地、
astral = 星に左右される肉体的精神的状態、よくnno悪くnno場所に漂う気配、雰囲気
baizo astral = 機嫌が悪い
Erga = erguer 上げる、立てる、高nneる、
Agindo = agir 行動する、ふるnnaう、行動を起こす、行儀、作用する
vital = 生命の、極めて重要な、決定的な
lição = レッスン、学科、異文、教訓、非難
se lamentar = 嘆く、悲しnnu、泣き言を言う、
ardor = 灼熱、情熱、熱意、活気
sucumbirá = 押しつぶされる、へたる、屈する、降参する、意気消沈する、落ち込む、死ぬ、廃止になる
se abater = 下がる、降りる、落ちる、倒れる、気分が落ち込む、消沈する、衰弱する、卑屈になる
abater = 下げる、おろす、落とす、倒す、殺す、衰弱させる、意気消沈させる、値段を下げる、割り引く、屈辱を与える、辱nneる、
o ditado = 書き取り、口述、諺
コード進行参考
https://www.cifraclub.com.br/revelacao/conselho/
参考ページ
音楽コラボアプリnana Conselho
キャプションに歌詞の訳が載っています。
行間まで読んだ、非常に素晴らしい訳です。
諺の答えまで書いてあります☆
Swing de Rua~AXE、Pagode Baianoこそがブラジル音楽だ!・・か?~
歌詞の日本語訳掲載。
歌手Almir Guinetoの生い立ちにも触れています。
Grupo Reveaçãoのライブ版。
こういう感じすごく好き。
作曲・作曲 Adilson Bispo e Zé Roberto
覚えるにあたり、読んでみました。
失恋した人を慰めつつ、
ついでに「俺ならお前を愛してやれるぜ」って口説いてる歌ですかね?
歌詞の最後に「諺にもあるじゃん」と出てきます。
ブラジル人ならピンと来るんだろうけど、歌詞の中では明示されていません。
折角なので、ぜひ、お好きなのをお選びください(笑)
Um por todos e todos por um.
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために
Há males que vêm para o bem.
悪いことの後には、良いことがある
Quem ri por último ri melhor.
最後に笑える者が勝ち。
Cada macaco em seu galho.
他人に口出しするべきじゃない。
As aparências enganam.
人はみかけによらない。
O amor é cego.
愛は盲目。
É bom ser importante, mas importante é ser bom!
大切な人になることはいいこと、でも大切なのはいい人になること。
É mais fácil fazer uma menina do que consertar uma mulher.
女を直すより女の子を作ることの方が楽。
Herrar é umano!
人は間違いを犯す。
O amor é cego, mas o casamento abre os olhos.
愛は盲目、しかし結婚は千里眼。
Conselho
Deixe de lado esse baixo astral
Erga a cabeça enfrente o mal
Agindo assim será vital para o teu coração
É que em cada experiência se aprende uma lição
Eu já sofri por amar assim
Me dediquei mas foi tudo em vão
Pra que se lamentar
Se em tua vida pode encontrar
Quem te ame com toda força e ardor
Assim sucumbirá a dor
Tem que lutar
Não se abater
Só se entregar
A quem te merecer
Não estou dando nem vendendo
Como o ditado diz
O meu conselho é pra te ver feliz
アドバイス
ほら、そんな不貞腐れた気持ちはほかしてさ
顔上げて、嫌なこととも向きあおうよ
意識的に自分を持ち上げてくのも大事だよ
心が元気になってくからさ
どんな経験もさ、学びになるからさ
俺なんて、好きになりすぎて
尽くしまくって、結局だめだったことも全然あるしさ
悲観することなんかないって
きっと君の人生でも
君のことを全身全霊で愛してくれる人が現れるから
そしたら今のその辛い気持ちも消えてくよ
戦おうよ
落ち込んでないで
自分に相応しい人にだけ
自分を捧げよう
ほら、ことわざにもあるじゃん
俺のアドバイスはさ 君の笑顔が見たいからなんだよ
******
conselho = 助言、忠告、意見、
Deixe = やneる、離れる、出る、別れる、放す、断念する、除外する、同意する、延期する、失う、捨てる、伝える、残す、置き忘れる、可能する、設定する、託す
de lado = 片側に
baixo = わかnnoののたnnaり場、低い、低地、
astral = 星に左右される肉体的精神的状態、よくnno悪くnno場所に漂う気配、雰囲気
baizo astral = 機嫌が悪い
Erga = erguer 上げる、立てる、高nneる、
Agindo = agir 行動する、ふるnnaう、行動を起こす、行儀、作用する
vital = 生命の、極めて重要な、決定的な
lição = レッスン、学科、異文、教訓、非難
se lamentar = 嘆く、悲しnnu、泣き言を言う、
ardor = 灼熱、情熱、熱意、活気
sucumbirá = 押しつぶされる、へたる、屈する、降参する、意気消沈する、落ち込む、死ぬ、廃止になる
se abater = 下がる、降りる、落ちる、倒れる、気分が落ち込む、消沈する、衰弱する、卑屈になる
abater = 下げる、おろす、落とす、倒す、殺す、衰弱させる、意気消沈させる、値段を下げる、割り引く、屈辱を与える、辱nneる、
o ditado = 書き取り、口述、諺
コード進行参考
https://www.cifraclub.com.br/revelacao/conselho/
参考ページ
音楽コラボアプリnana Conselho
キャプションに歌詞の訳が載っています。
行間まで読んだ、非常に素晴らしい訳です。
諺の答えまで書いてあります☆
Swing de Rua~AXE、Pagode Baianoこそがブラジル音楽だ!・・か?~
歌詞の日本語訳掲載。
歌手Almir Guinetoの生い立ちにも触れています。
Grupo Reveaçãoのライブ版。
こういう感じすごく好き。
Tardes Cariocas
曲名 Tardes Cariocas
邦題 カリオカの午後
作曲・作曲 Joyce Moreno
「Antigamente」なんて単語、
歌詞ではあまり見かけない気がして続きを読んでみたら、
あーこれ好きだわーと思いました♪
Tardes Cariocasa
Antigamente era na primavera
Que os corações batiam de paixão
Hoje a estação que todo o mundo espera
Mais ansiosamente é o verão.
O sol batendo, pensamento voa
Tanta coisa boa em cada coração
Luz emoção.
Vem vindo o verão
Queimando de calor,
Prazer e tesouro.
Mesmo que vente, chova ou faça frio,
Janeiro no Rio é sempre no verão.
Que lindo é o verão
Molhar de calor,
Prazer e suor
Aguas de março, torno do navio,
O janeiro no Rio
Há-de brilhar melhor
リオっ子の午後
昔は 心ときめく季節って言ったら
春だったわよね
でも今 みんなが待ち焦がれてる季節は 夏
急かす日差し
気持ちが舞い上がる
ステキな予感がする
情熱の光に溢れてる
夏がやって来る
妬けるような暑さと 喜びと 宝物
たとえ風が吹いても
雨が降っても 寒くなったとしても
リオの1月は いつも夏の真っ只中
夏ってなんて美しいんだろう!
熱と 悦びと 汗に濡れる
3月の雨 船の還り
リオの1月は
輝くべきものなんだわ!
邦題 カリオカの午後
作曲・作曲 Joyce Moreno
「Antigamente」なんて単語、
歌詞ではあまり見かけない気がして続きを読んでみたら、
あーこれ好きだわーと思いました♪
Tardes Cariocasa
Antigamente era na primavera
Que os corações batiam de paixão
Hoje a estação que todo o mundo espera
Mais ansiosamente é o verão.
O sol batendo, pensamento voa
Tanta coisa boa em cada coração
Luz emoção.
Vem vindo o verão
Queimando de calor,
Prazer e tesouro.
Mesmo que vente, chova ou faça frio,
Janeiro no Rio é sempre no verão.
Que lindo é o verão
Molhar de calor,
Prazer e suor
Aguas de março, torno do navio,
O janeiro no Rio
Há-de brilhar melhor
リオっ子の午後
昔は 心ときめく季節って言ったら
春だったわよね
でも今 みんなが待ち焦がれてる季節は 夏
急かす日差し
気持ちが舞い上がる
ステキな予感がする
情熱の光に溢れてる
夏がやって来る
妬けるような暑さと 喜びと 宝物
たとえ風が吹いても
雨が降っても 寒くなったとしても
リオの1月は いつも夏の真っ只中
夏ってなんて美しいんだろう!
熱と 悦びと 汗に濡れる
3月の雨 船の還り
リオの1月は
輝くべきものなんだわ!